米国2大通信株の一角でこちらも5%弱の超高配当。[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズから四半期配当をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

米国2大通信株の一角でこちらも5%弱の超高配当。[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズから四半期配当をいただきました。

最近の世界の株価はやや不穏な状況となってしまっていますが、そういう時こそ世界景気にその業績が影響されにくい銘柄に注目したい所ですよね。今回の記事でご紹介する[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズのような通信株はそんな『景気に業績が影響されにくい』銘柄の代表格だとは思うのですが、株価指数が大きく下げる場面では、どうしても株価は多少連れ安しますのできっちりと買い増しできるようにしたいですね。

VZ ベライゾンコミュニケーションズ
※ 上記画像はベライゾンの公式ウェブサイトから引用。

さて、米国2大通信株の一角である[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズですが、直近の2015年4月〜6月期における同社の携帯電話の新規契約件数は前年同期比で+5.5%程度となっておりまして、ライバルがチャレンジングな料金プランを打ち出している割には堅調な数字が続いていますね。また、他社への乗り換え率についてもここ3年の中では最低の水準まで下がって来ているようです。

VZ 株価推移
※ 上記チャートはグーグルファイナンスから引用した1年チャートです。

[VZ]Verizon Communications 過去1年間の株価推移:同社の業績自体は好調とはいえ、最近の米国株は軟調に推移しておりますので、同社の株価もそれに連れ安である程度は軟調な推移となってしまうのは仕方ない事かもしれませんね。ただ、同社はディフェンシブな通信株らしく、代表的な株価指数に比べるとその株価の下げはまろやかになっています。

[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズから配当金をいただきました。

VZ 配当金

さて、今回は[VZ]ベライゾン・コミュニケーションズから1株あたり0.55$分の配当金をいただきました。保有株数は182株でありまして、各種源泉徴収税を差し引きしますと、実際に受け取った配当金の金額は76.41$ということになりました。この記事を書いている段階での為替レートから計算しますと、実際に受け取った配当金の金額は9,326円ということになります。

[VZ]Verizon Communicationsの主要指標(2015年8月22日現在)

■ PER:19.6倍
■ PBR:16.7倍
■ ROE:37.6%
■ 配当利回り:4.77%(実績)
■ 直近5期のEPS推移:0.90→0.85→0.31→4.00→2.42(2014/12実績)
■ 直近5期の配当推移:1.92→1.98→2.03→2.09→2.16(2014/12実績)

では、最後に[VZ]Verizon Communicationsの主要指標をチェックしておく事にしたいと思います。前期の同社は一時的な費用の影響でEPSが前期比で大きくマイナスになってしまいましたが、今期は第2四半期が終わった時点でEPSが2.06$となっておりまして、特殊な要因が発生しなければ通期で4$台のペースに復帰することになりそうですね。

ここ最近は、ほぼ一定のペースで毎期増配を繰り返してくれている同社。巡航ペースのEPSが4$強で1株配当が2$強という事を考えると、そこまで無理をした配当水準という訳ではないようですね。今後も、業績の急拡大は期待しにくいと思うのですが、米国自体が人口増加社会である間はまったりと成長していくのではないかと思います。

この記事を読んでくださった方向けの関連記事等はこちらです



当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 高配当株で配当金生活 All Rights Reserved.